Taftoon Bread

2009年5月14日

最近なぜかハマっている、ペルシャ系のパンやお菓子。

もともと東京にいる友人と、大好きな米原万里の著書・「旅行者の朝食」に出てくる「ハルヴァ」というロシアのお菓子の話で盛り上がったのがきっかけで、イラン系カナダ人の知り合いにバンクーバーにあるペルシャ系の食料品店やベーカリーを教えてもらうようになりました。

なぜロシアのお菓子からペルシャに話が飛んだかというと、その「ハルヴァ」というお菓子はもともとアラブ文化の強い地域によく見られるお菓子ということで、最初の写真がソレ。
これはピスタチオなどナッツ類が入っていない、プレーンなタイプ。
Tahini(練りごま)や小麦粉を練って作るらしく、激しく甘いのですが、いろいろなフレイバーが複雑に重なっていて、口に入れるとすーっと溶ける不思議な食感がかなりお気に入り。
例えていうなら、落雁をもっと濃くしたような感じです。
それまでギリシャやトルコのハルヴァらしきもの(?)を食べたことがあったのですが、これは今まで食べた中では一番美味しかった。

三枚目の写真は、Noon Nokhod Chiというひよこ豆の粉でできたお菓子、その次はNoon Berenjiという米粉のお菓子だそうで、両方ともイランのもの。
Noon Nokhod Chiは少しクセがあるのだけれど、米粉でできた方は日本にもありそうな風味で、個人的には両方ともなかなか美味しかったです。

最後の写真は、その知り合いが勧めるWest Vancouverのベーカリーで買ったTaftoonという薄くてレースみたいなパン。
あっさりした味も軽い食感もLavash(以前の記事はコチラ)に似ています。
前述のハルヴァを挟んで、デザート感覚で食べたりもするのだそうです。
あまりにもでっかいのでダーに持ってもらいました(笑)







2 コメント:

Tamaki さんのコメント...

ナンみたいなヤツは、お菓子なんですね!
なんだか不思議です^o^
甘いイメージがないですけど、どんな味なんですか〜??

shoot604 さんのコメント...

>Tamakiさん
いえいえこのナンみたいのはパンで、甘くないんですよ!
ただ甘いものを挟んで食べても美味しいんだそうです。
すごくかるーくてさっぱりした感じなので、何にでも合いそうです。