永住権取得後、初の国境越え

2009年7月3日

先週の土曜、ダーの同僚がサマーハウスのビーチ・パーティーに呼んでくれたので、国境を越えてアメリカはワシントン州のPoint Robertsまで行って来ました。
と言っても、家からはクルマで1時間ほどの近さです。

そういえば永住権取得後、初の国境越えだったのだけれど、国境を越えると言葉も景色もまったく変わってしまうヨーロッパとは違って、北米大陸はほとんど何も変わらないので特に感慨がありません(笑)

残念ながら到着が遅れてメイン・イベントのpig roast(ブタの丸焼き)を見物することはできなかったものの、ご両親や近所の人たちお手製のメキシカン料理やデザートをたらふくいただきました。
みなさんマルガリータやらテキーラで早々と酔っ払って、それを眺めているのがおもしろかったです。
いつもはわりに皮肉屋(?)の同僚も、酔っ払うと別人のように朗らかになって、かなり笑えました。

あいにくその日は天気が悪く、後半は雨が降りだしてものすごく寒かった。
でも天気の良い日には、沖を泳ぐオルカが見えたりするのだそうです。

ところでアメリカに入国するたび、カナダ国籍のダーはそのままスルーなのに、わたしだけ手数料を取られ、入国カードを書かされ、写真を撮られたり指紋を採られたりするのが毎回ちょっとムカつきます。
ただいつ行っても、入国係官の人たちはやたらフレンドリーで、今回も写真を撮るとき係官のオバちゃんに
「とびきりの笑顔でどうぞ~」
と言われたり
「そうPoint Robertsは初めてなの?じゃあ地図をあげるわね。家族に自慢しないとね」
と言われて地図をもらったりしました。
いつもこの愛想の良さに負けて(?)、まあいいか、と手数料の$6を払っています。

アメリカ入国の際はアメリカに何をしに来たのかを聞かれ、帰り際にはカナダの入国係官に何をしてきたのかを尋ねられるのですが、今回
「友達のpig roast partyに・・・」
と答えたら、どちら側でも
「ああ、あれね!」
と言われたのがちょっとおかしかったです。
そんなに有名だったとは(笑)





2 コメント:

蝦夷 さんのコメント...

お邪魔します

国境越え!ヨーロッパと北米で違いがあるのですね!

旅行で数回しか海外に行った事の無い蝦夷にはこれも興味深い話ですね。

豚の丸焼きに遅れたのは残念でした・・笑
皮肉屋?の意味はハートが無いの意味ですか?・・・謎です


焚き火のシーンで子供の真剣さが良い感じですね
国籍は関係無く、人間は火の周りに集まるのでしょう。

蝦夷もキャンプが楽しみです

shoot604 さんのコメント...

>蝦夷さん
そうなんです、ヨーロッパで国境越えをすると「こんなに隣接しているのに、こんなに違うのか」なんて思います。
景色も言葉も食べ物も人々の顔つきも、けっこう変わっておもしろいです。
「皮肉屋」の意味は、この人はけっこう辛らつなジョークを言ったりするんですよ。
でもハートはあったかい人で、実は照れ屋さんなんだと思います。
人間てやっぱり火が好きですよね。
わたしも久しぶりのキャンプ・ファイヤーでちょっと盛り上がりました、ハハハ