Romertopfでこねないパン

2011年6月30日

Tartine Breadの本を読んでから(前の記事はコチラ)、Tartine風の「こねない、水分率の高いパン」をいかに美味しく焼くか、試行錯誤を重ねた末(もうかれこれ10回くらい焼きました・・・)、このRomertopfなるものを購入してみました。

水分を逃さずパンを焼くには、オーブンに入れられるフタつきの鍋がやはり良いということで、そういうものはけっこうお値段が張るのだけれど、このクレイ・ポット(素焼きのオーブン鍋、とでも言うのかな?)は、サイズにもよりますが、わたしが買ったのは$40ほど。
肉料理の蒸し焼きなどが美味しくできるらしく、うちはパン専用に認定(笑)

最初はフタをしめて、途中でフタを外して焼きます。
このクレイ・ポットで二次発酵をさせて、そのまま冷たいオーブンに入れて(クレイ・ポットは急激な温度変化に弱いため)、焼いてしまいます。



すると、こんなに美味しそうにできました~
ちょっと感激。



粉がやけに多くついている箇所は、ちと手がすべりました(笑)



外側カリカリで中はモチモチ、小麦のいい香りがしてすごく美味しかったのだけれど(しかも、いつもよりほんのり甘かった)、気泡がまだイマイチかな・・・
気泡がすごく大きく入ったかと思うとクープが開かなかったり、なかなか完璧なものは焼けません。



元種は、もともとルビーグレープフルーツで作って、その後ずっと粉を水だけで継いできた自家製酵母、水分は75%で、Tartine風に一次発酵中に30分おきに少しひっくり返すだけで、ほとんどこねません。
一次発酵は全部で3時間、二次発酵は本の通りに3~4時間すると、なぜか過発酵になるので、1時間くらいにしました。
なぜこねないのに美味しいパンになるのか、なぜ天然酵母を使っているのに、そんな短い発酵時間でできるのか、など謎は多し。

今度は冷蔵庫で長時間低温発酵などをやってみて、大きな気泡ができるかどうか、試してみようかなあ。
とにかくその日の温度や湿度や酵母の状態、焼き時間などによって、まったく同じ仕上りになることがなく、パン作りの旅は続く(笑)

8 コメント:

橙葉 さんのコメント...

うわ~☆。:+ヾ(*゚∀゚*)ノ+:。☆
クープもちゃんとパッカリ開いて美味しそう~♪外はパリッと中はもっちり感が出てますねーー。さすが、姉さま!やりますね~!!
捏ねなくても出来るところが不思議ですよね。。。あ~長い道のりですよね~。
その美味しそうなパンでランチしましょ(●*>∀<qp)☆

しっぽ さんのコメント...

その美味しそうなパンでランチしましょ!しましょ!(爆)

やりますね〜形もよいし、美味しそ〜。
パン作り奥が深いの〜。

ももめい さんのコメント...

すごく美味しそうに焼けていますね~!
私もTartine Bread風に頑張ってますが、気泡がまだいまいち…納得のいく出来には仕上がらないんです(泣)大きな気泡の入ったパンが焼けたら、コツを教えてくださいね♪

Akiko さんのコメント...

パン作りは旅なんですね~、奥深いなぁ・・(遠い目)。
Tartine風だと作り方とかも違うのですか。
なんかおいしそうなだけじゃなくて、かわいいパンですね♪

shoot604 さんのコメント...

>橙葉っち
いやーでもこの後Tartineの写真見たら、やっぱり全然違うわ、と思ってへこみました・・・
まあ味は美味しいんだけどねえ。
お、では今度ランチ・パーチーでもやりますか!

shoot604 さんのコメント...

>しっぽたん
ではランチ・パーチー開催ってことで。
でもそのとき美味しいパンが焼けるかどうかは保証できません(笑)
まだまだ旅は続くわ・・・・・・

shoot604 さんのコメント...

>ももめいさん
これアップしたときはけっこう満足してたんですけど、後で本の写真みたら遠く及ばず、でガックシきましたわ・・・・
目指せ大きな気泡、ですね!
いつかうまくできたら報告します!!

shoot604 さんのコメント...

>Akikoさん
Tartine風だと、それはもう画期的というくらいに作り方が違うんです。
でもなんだかまだまだって感じですねえ~
うーん道のりは遠いです・・・・