今月の初めに突然大家に
「今マーケットが良いから部屋(今住んでいるところ)を売りたい」
と言われ、慌てて物件探しをしました。
13件ほど見てまわったところで運良くとても気に入ったところが見つかり、今月末には引越しできることになって、ほっと一息ついています。
これまでもダンタウンに住んでいたのですが、さらにもう少し中心に近いところに移ることになりました。
ダーは通勤時間が徒歩6分だったのが徒歩10分になり、4分ほど早起きしなければなりません。
これを日本の友達に言ったら
「そんなこと日本で言ったら刺されるよ」
と怒られました(笑)
バンクーバーのダウンタウンにあるコンド(マンション)の家賃はここ10年ほどで約2倍になっており、本当はオリンピック明けの家賃相場を確認してから引っ越すつもりで、しかももっと広いところに移れるよう、わたしが仕事を探してから、などと思っていたのですが、この際仕方がありません。
それでもどうやら(販売価格はともかく)家賃相場はそれほど急には変わりそうにないし、自分が仕事をしていない方が引越し準備や後片付けも楽にできるし、それにもともとわたし自身がすごく引っ越したかったので、いいところが見つかってこれで良かった、と前向きに考えることにしました。
わたしはフラフラと旅に出るのが好きな性分のわりには、落ち着くことのできる場所や自分のテリトリーを確保することを人一倍大事に思っているところがあり、去年の4月にバンクーバーに越して来て以来、ダーの住んでいるコンドに転がり込んでいる形になっているのがあまり好きではありませんでした。
自分の足で探して、自分で居心地の良いように整えた場所ではないのが、落ち着かなかったのだと思います。
でもこれでようやく自分たち二人で見つけた新しい場所で、新しい生活が始まる(というか自分の思い通りにできる)のかと思うとちょっと嬉しくて、遅ればせながら「結婚した」という実感が湧いてきました(笑)
よーく数えてみたら、これが人生で18回目の引越し。
しばらくバタバタしますが、引っ越し慣れしているので何とかなると思います。
ただ、捨てるのが大好きで、いらなくなったものはホイホイと捨てられるわたしとは違い、ダーは自分の好きなものはしつこく持っていたいタイプ。
ダンボール30箱分ほどのCDやレコード、1000冊以上もある車関係の雑誌、膨大な数のTシャツ類などを処分させるべく、お尻を引っ叩きまくっているところです。
それにしても、死ぬまでにいったい何回引越しをするのやら~