ニンニクとパイ

2009年1月31日

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上の写真は、Tama Organic Life(以前の記事はコチラ)のオーガニックのニンニク。
BC州Lyttonにある農場から仕入れているらしいのですが、ほんのり甘くてめちゃくちゃ美味しいです。
うちはいつも大量にニンニクを使うので、なるべくオーガニックのものを使っているのですが、値段が高いのが難点(涙)
ちなみに後ろに写っているのは、一緒に買った小豆と五穀米。

下の写真は同じくTama Organic Lifeが仕入れている、Aphrodite's Organic Cafeのアップル・パイとブルーベリー・パイ。
甘すぎない自然のあっさりとした味で美味しかったです。
Aphrodite's Organic Cafe自体はKitsilanoにあるそうなので、今度行ってみようかしら。



Brunswick Point

2009年1月30日

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写真はカナダヅルに遭遇した帰りに寄った、Brunswick Pointのハイキング(お散歩?)・コース。

前述のバード・サンクチュアリやこのBrunswick PointはDeltaという地域に属していて、ほとんどが海抜0m地帯となっているため洪水に備えて地域全体が堤防で囲まれているそうです。

ここでは何度かワシやハヤブサを見かけました。
カナダに来たばかりのころはそういう鳥に遭遇するといちいち驚いていたのですが、ダウンタウンですらたまに見かけるので最近はあまりびっくりしなくなりました。

ちなみに二番目の写真の、真ん中の木の上にワシが止まっています。
クリックして拡大してもほとんど見えないんですが(笑)





カナダヅルに遭遇

2009年1月29日

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先週の日曜はめずらしく霧も出ず雨も降らずに朝から晴れて、これはチャンスとGeorge C. Reifel Migratory Bird Sanctuaryに行って来ました。
特に野鳥が大好きというわけではないのだけれど、広々と水平線や地平線に見えるこの場所がとても好きでしつこく行っとります(前回の記事はコチラコチラ)。














ラッキーなことにこの日はSandhill Crane(カナダヅル)に遭遇、すぐ触れそうなぐらい近くで見ることができておもしろかったので動画を撮ってみました。
2~3度ほど聞こえる「クルルルル」という変な鳴き声がカナダヅルです。
写真はダーの撮影。



(photographed by Eric Flexyourhead)













(photographed by Eric Flexyourhead)












ちなみにカモに餌をやっているときの動画も撮りました。
えらい騒ぎになっとります。
容量が大きくブログ上でアップできなかったので、こちらでどうぞ:http://www.flickr.com/photos/aloalosabine/3231235147/

Lynn Canyon Park

2009年1月28日

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無料なのを良いことに、誰かが遊びに来るたびに訪れているNorth VancouverのLynn Canyon Park内にある吊り橋(Lynn Canyon Suspension Bridge)。
North VancouverにはもうひとつCapilano Suspension Bridgeという吊り橋があるのですが、こちらは大人一人$27.95もかかるのです。
バンクーバーは何でも入場料が高い。

わたしはもともと吊り橋が苦手で、この日はものすごい霧でよけいに怖かった。

一番目の写真、高さ50mから平気で下を覗き込んでいるのは友人。
吊り橋の奥に続く森の中は、霧がかかっているところに光が射して、ちょっと幻想的な光景になっていました。





シュークリームとたこ焼き

2009年1月26日

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引き続きバンクーバーに「普通に」存在する日本を求めて(?)、郊外のRichmondにある、ショッピングモールのAberdeen Centreに行って来ました。
ダーに連れられて初めてここに来たときには、あまりのアジア人の多さにびっくり仰天。
もともとRichmond自体、人口の6割ほどがアジア人(主に中国人)という街で、車で走っていると漢字の看板がやたらに目につきます。
そのときは2~3時間ほどモールの中をブラブラしていたのですが、アジア人以外に見かけたのはインド人一人、たった一人の白人はダーだけでした。

上の写真はモールのフードコートに入っている、あのシュークリーム専門店のビアードパパ(Canada Beard Papa's、バンクーバーとバンクーバー近郊で4店舗展開)の抹茶シューとフォンダンショコラ。
実は日本で食べたことがなかったのですが、皮がとてもサクサクしていて美味しかった。
ダーはフォンダンショコラがめちゃくちゃ美味しかったそうで、
「また食べに行こう」
とずっと言っています(笑)

下の写真は友人が食べたたこ焼き。
こちらもとても美味しくて、外国で食べているとはわからない感じ。

ちなみにこのモールには2フロアもある大きなダイソーも入っていて、日本の品揃えがそっくりそのまま再現(?)されており、カナダではあまり使い道のない祝儀袋なども各種揃っていて笑えます。
それともこれだけ日本人が多いと、使っていたりするのかしらん。



北の家 GUU 男前

2009年1月24日

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こんなオフシーズンのバンクーバーに
「お茶でも飲みに行くわ」
と、ふらっとやって来た友人。
とはいえさすがにお茶ばかりするのも芸がないので、バンクーバーにどれくらい日本のものが「普通に」存在するか見せてあげようと思い、日本の居酒屋「北の家 GUU 男前・Gastown店」に行って来ました。

他の外国の都市の場合、日本食レストランはそこに住む(あるいは旅行などでやって来る)日本人のためだけのものだったり、日本通のような一部の人々が行くところだったり、その国に合わせた似非・日本(?)だったり逆に日本的にしようと凝りすぎていたり、やたらに時代遅れな感じだったりすることが多いのですが、こちらは渋谷あたりの日本の居酒屋をそっくりそのまま持って来た感じ。
スタッフは長年外国に住んで日本語がおかしくなっているオジサンなんかではなく、いかにも日本の居酒屋で働いていそうなイケメンぞろいで、もちろん最初から最後まで日本語の対応、特に日本通というわけではない日本人以外のお客さんもたくさんいます。
東京の居酒屋だと外国人のお客さんがいても今やめずらしくない時代だし、外国にいるとはまるっきりわからない雰囲気に友人もびっくりしていました。

こんな風にいろんな国からやって来た移民の文化が「普通に」存在することを受け入れているのがバンクーバーという街の特徴というかおおらかさで、他の国の都市ではあまり見られないことなのではないでしょうか。
初めてバンクーバーに来てから、なぜか外国に来たという感じがしないのは、こんなことにも原因があるのかもしれません。

ちなみに店内がものすごく暗くて写真が撮れそうになかったのだけれど、ダーが無理やり撮った写真が下の二枚。
イカのスパイシー揚げにホタテのカルパッチョ、これまた「普通に」美味しかったです。



Diva at the Met

2009年1月23日

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ダウンタウンのMetropolitan HotelにあるDiva at the Metにランチを食べに行ってみました。
バンクーバーのグルメサイトや雑誌でかなり高い評価をされていて、ちょっと興味があったところ。

友達と鴨コンフィのタルトの前菜をシェアし、メインは友達がOlive Oil Poached Wild Salmon、わたしがPan Seared Scallopsを食べ、デザートもシェアをしてそれぞれエスプレッソを飲んで全部で約$90。
値段が高いだけあって、シーフードのグリル具合(実は肉料理よりも難しい気がする)も絶妙、プレゼンテーションも美しく、久しぶりに心の底から「美味い!」と絶賛。

見た目が楽しくシンプルなのにエレガントで深いイタリアの料理、きっちりと繊細で何よりも季節感を大事にする日本の料理など、その国で食べる美味しい料理というのはやっぱり何となくその国の人々を表していると思うのですが、バンクーバーの美味しい料理は凝りすぎない、おおらかで素直な味のものが多いような気がします。

ところで外国のレストランはかなり照明を落としているところが多くて、シミ・シワが見えない(!)ぶんには良いのですが、個人的には自分が食べている料理の色が見えないのがとても嫌なので、せめて昼間だけでももう少し明るくしてほしいなあ。

ともかくここへはぜひともまた行きたい、というわけで
「誕生日はDivaに連れて行って」
と、食べに行って以来ずっとダーを脅して(?)います。
ちなみにディナーはメイン一皿だけでも軽く$40はするみたいです。
ひえー。
でもよく考えたら、ベジタリアンが食べられるメニューがひとつもなかったような。









Joe Fortesでブランチ

2009年1月22日

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初めて行ったときものすごく美味しかった、Joe Fortes Seafood & Chop House(前の記事はコチラ)にブランチを食べに行って来ました。

一番目の写真はRaw Plate、スモークサーモンとAlbacore(ビンナガマグロ)のさしみ。
あいかわらず素材が新鮮で、上にかかっているほんのり甘い緑色のソース(メニューには「Pumpkinseed Vinaigrette」とあったけれど、パセリのような感じだった)と絶妙にマッチして激しく美味。

真ん中はわたしが食べたSmoked Salmon Benedict、下は友達が食べたSeafood Crêpes。
両方ともフライドポテト、サラダにフルーツが載ったけっこうなボリュームで、お腹がはち切れそうになりました。

ちなみに旅の間ひたすら食いだおれていた友人は
「日本に戻ったらワークアウトに励むわ」
と呪文のようにつぶやきながら帰って行きました。

しばらく食いだおれネタ続きます(笑)





Moderne Burger

2009年1月21日

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巷でVera's Burger Shack(このバーガー屋さんについての記事はコチラ)と同じくらい美味しいとウワサのModerne Burgerに行ってみました。
Moderneというだけあって、インテリアはレトロモダンの明るい感じで居心地が良かった。

上の写真は友達が食べたModerne Steak、真ん中はわたしが食べたWild Salmon Filletで、なかなか美味。
ただ個人的には、肉もサーモンももう少しレアでジューシーな方がいいな、という感じ。
中に挟んである野菜も、Vera's Burger Shackの方が種類も多くてフレッシュだったような気がします。

われわれは12時の開店に一番乗りだったのですが、後に入って来たお客さんに店のオーナーらしき人が
「ちょっとだけお腹空いてる?それともものすごく空いてる?」
と聞いていて
「ものすごく空いてるんだったら窓際に座って。ガツガツ食べてくれると外から見えるお客さんが入るからさ」
と冗談まじりに言っていたのが笑えました。
そんな小細工(?)をしなくともあっという間に席が埋まっていき、ずいぶん繁盛しているようでした。





霧のバンクーバー(2)

2009年1月20日

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あいかわらず霧のかかるバンクーバー。

こちらはダーの撮影、ちょっと幻想的な感じの朝のダウンタウンです。
霧の向こうに朝焼けが見えます。

霧のバンクーバー

2009年1月19日

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晴れ女の友達が来てからここ一週間、バンクーバーは雨期にもかかわらずまったく雨が降りません。
ところが雨のかわりにものすごい霧で、朝などは窓から見える向かい側のビルすら霞んで見えないときがあったりします。
ダーによると、こんなに霧がずっと続くのは珍しいのだそうです。

というわけで、霧を抜けて太陽の光を浴びにWest VancouverのCypress Mountainの展望台まで行って来ました。
皆同じことを考えているようで駐車場は見たこともないくらい一杯だったのですが、ここまで登ると頭上は抜けるような青空、眼下には霧のカーペットが広がっていました。
気温もダウンタウンにいるよりはずいぶん暖かかったです。



Floata Seafood Restaurant

2009年1月18日

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初めてのバンクーバー旅で、あまりのアジア人の多さにたまげている友達を連れてチャイナタウンの有名中華レストラン、Floata Seafood Restaurantに飲茶を食べに行って来ました。
平日の昼間なのに1000席ほどもあるレストラン内はほぼ満席、しかも客の98%が中国人(日本人や韓国人も混ざっていたかもしれませんが)。

ウワサに違わず美味しくて値段もリーズナブル、スタッフもきびきびとフレンドリーによく働いていて、とても満足しました。
特に、冬瓜に海老のペーストを詰めて蒸した一品(一番上の写真)が風味があってものすごく美味しかった。









韓国&インド飯

2009年1月14日

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いつもお世話になっている、ダウンタウンの韓国系スーパー、H Mart
東京からやって来ている友達と、体に優しいアジア飯が食べたいなあ、ということになり、そのスーパーのフードコートでビビンバなどを食べてみました。
いつも昼時になると混むのできっと美味しいのだろうなとは思っていたのですが、期待を裏切らず、なかなか滋味溢れる味で美味しかった。

そういえばこのフードコートの片隅(?)に入っているMatoi Sushiも、美味しくてお気に入り。
あんな片隅の小さなスペースで作っているとは思えない、充実のメニューです。

ちなみにいつも暗くて写真が撮れないのだけれど、夜はEast Vancouverにあるダーのお気に入りのインド料理レストランAshiana Tandoori Restaurant に行きました。
ここの前菜のOnion Bhajia(刻んだ玉ねぎをグリーン・チリとひよこ豆の粉で揚げたもの)は見た目はどうということのないスナックみたいな一品なのですが、妙にクセになる味。
今回初めて食べたMurgh Makhani(バターチキン・カレー)もスパイスの絶妙なミックス加減がすごく美味しかった。
このレストランは美味しいのに、なぜかいつ行ってもガラガラに空いていて重宝しとります。



Kei's Bakery

2009年1月13日

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わたしはそれほど日本のパンが好きではないのですが、わたしよりもダーがずっと行きたがっていた、日本人夫妻の経営するパン屋さんのKei's Bakery(2351 Burrard St., Phone:604-714-5385。HPなどはないみたいです)。
いわゆる日本のフワフワの角食パンから、メロンパンやあんぱん、クリームパンなどいろんな種類の菓子パンまで揃っています。
しばらく休業中だったのが、最近また営業を始めたというウワサを聞きつけて行ってみました。

日本人らしくひとつひとつが丁寧にきっちりと作られていて、小麦粉やバターが値上がりしている昨今、きっと大変なんだろうなあと思いつつ食べました。
わたしは特にりんごの入ったパン(一番下の写真の真ん中)が美味しかった。

真ん中の写真は、お店の中に飾られている看板。
ご主人の創作だそうで、写真だとあまり良さがわからないのが残念なのですが、「若冲 in フランス」のような(なんだそりゃ)、なかなか迫力のあるものでした。

ところで店内はこんな風にとこどころフランス語が混じっていて、日本人には「なんとなくヨーロピアンな感じを目指しているのかな」とわかるのだけれど、フランスパンを売っているわけではないし、こちらの人から見ると少し混乱するのでは?と思ってしまった。
正々堂々日の丸掲げて(?)ニッポンのパンを売ってほしい、と思うのは大きなお世話でしょうか。





ざくろ

2009年1月9日

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秋の終わりくらいから出回っているざくろ(Pomegranate)。
子供のころ、なぜか誰かに「ざくろは血の味がする」と聞いたのがトラウマ(?)になり、実はこれまで食べたことがありませんでした。

冬になってからあまり朝のジュースにする美味しい果物がないし、ものすごく栄養価が高いということで試してみたところ、これがベリー類に似た味でとっても美味しい。
しかも血の味なんかまったくしません(笑)

外皮を割って、この中のルビーのような赤い果肉(仮種皮と呼ぶのだそうです)をいちいち取り出すのがちょっと面倒なのだけれど、ボウルに水を張ってその中で作業すると、果肉が沈んで果肉を覆っている白い部分が浮かんでくるので楽ちんです。

どんなざくろでも、この果肉の数は613コと決まっているそうです。
なんでもユダヤ教には613の戒律があるらしく、ざくろはユダヤ人にとって正義と戒律のシンボルなのだとか。
今度ヒマなときに数えてみようかしら。

干支の干菓子

2009年1月8日

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年明け早々風邪をひいてしまいました。
カナダのウイルス(?)に耐性がないのか、こちらに来てからよく風邪をひきます。

それはさておき、別の友人がお正月用の可愛らしい干菓子を送ってくれました。
形が崩れないように、ぐるぐる巻きに包装してくれていました。
あまりにもキレイで食べるのがもったいない感じ。

冬のチャイナタウン

2009年1月5日

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ニューヨークに住むFlickr友達がバンクーバーに遊びに来るというので、ダーと三人でチャイナタウン・撮影会に出かけました。

この日はめずらしく天気が良かったのだけれど、晴れると気温が下がって寒くなるので足元がかなり冷えました。













あけまして2009年!

2009年1月2日

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あけましておめでとうございます。

友人がお正月用のお菓子を送ってくれました。
大好きな「夜の梅」が入ったとらやの羊羹と、金沢の落雁・諸江屋の「辻占福寿草」。

「辻占福寿草」は、花形の煎餅皮の中に小さな紙みたいなものが入っていて、謎の格言(?)のようなものが書かれています。
ちなみにわたしが一番最初に引いたのは「つごうがよい」、ダーは「てんがはれての」でした。
2009年は自分に都合の良い年になるのか、とすでに「都合良く」解釈してみました。
ダーには
「てんがはれての、ってどういう意味?」
と聞かれたのですが、そう聞かれても。

ちなみに、他にはこんなものがありました:

「わかれがつらい」
「うそハたから」
「おもいがよい」
「なによりごすき」
「めでたいはる」
「まってゐた」
「志んからよい」

たまにカタカナや、旧仮名遣いが入っていたりするのもなかなかシュールです。
「なによりごすき」は「何より碁好き」ってことなんでしょうか??

それにしても日本のお菓子の、味といい、見た目といい、パッケージのデザインといい、包装の仕方といい、その繊細なこと。
こちらのものを見慣れていると、まるで魔法をかけたかのようです(笑)

楽しい一年になりますように。