北の家 GUU 男前

2009年1月24日

こんなオフシーズンのバンクーバーに
「お茶でも飲みに行くわ」
と、ふらっとやって来た友人。
とはいえさすがにお茶ばかりするのも芸がないので、バンクーバーにどれくらい日本のものが「普通に」存在するか見せてあげようと思い、日本の居酒屋「北の家 GUU 男前・Gastown店」に行って来ました。

他の外国の都市の場合、日本食レストランはそこに住む(あるいは旅行などでやって来る)日本人のためだけのものだったり、日本通のような一部の人々が行くところだったり、その国に合わせた似非・日本(?)だったり逆に日本的にしようと凝りすぎていたり、やたらに時代遅れな感じだったりすることが多いのですが、こちらは渋谷あたりの日本の居酒屋をそっくりそのまま持って来た感じ。
スタッフは長年外国に住んで日本語がおかしくなっているオジサンなんかではなく、いかにも日本の居酒屋で働いていそうなイケメンぞろいで、もちろん最初から最後まで日本語の対応、特に日本通というわけではない日本人以外のお客さんもたくさんいます。
東京の居酒屋だと外国人のお客さんがいても今やめずらしくない時代だし、外国にいるとはまるっきりわからない雰囲気に友人もびっくりしていました。

こんな風にいろんな国からやって来た移民の文化が「普通に」存在することを受け入れているのがバンクーバーという街の特徴というかおおらかさで、他の国の都市ではあまり見られないことなのではないでしょうか。
初めてバンクーバーに来てから、なぜか外国に来たという感じがしないのは、こんなことにも原因があるのかもしれません。

ちなみに店内がものすごく暗くて写真が撮れそうになかったのだけれど、ダーが無理やり撮った写真が下の二枚。
イカのスパイシー揚げにホタテのカルパッチョ、これまた「普通に」美味しかったです。



4 コメント:

匿名 さんのコメント...

トロントに来て、トロントの日本文化浸透ぶりにも驚かされましたが、バンクーバーに比べればトロントのそれはまだまだ似非ばかりかなと感じてしまいます。
私の大好きなビアード・パパもあるし、うらやましい限りです。

shoot604 さんのコメント...

わたしもうわさには聞いていたものの、バンクーバーがこれほどとは知らずに最初はびっくりしました。
実は日本で食べたことがなかったんですが、こないだビアード・パパを食べに行ってみたのでまたアップしますね。
ぜひバンクーバーまで食べに来てください(笑)

匿名 さんのコメント...

今日は、Chinese New Yearってことで、中国人ママさんが、児童館で短時間でしたけれど、その文化をお話してくれました。聞く側は、みな興味深く耳をかたむけてるし、中には習慣を既にちょっと知っているカナダ人ママさん達もいて、バンクーバーだわ~と、今日ちょうどしみじみと感じてたところでした。隅から隅まで、移民が暮らせる街ですよね。

ホタテのカルパッチョ、ずいぶん食べてないです。食べたいなぁ。。。

shoot604 さんのコメント...

そういういろんな文化の話が聞けるっていいですねえ。
子供のときから「世界にはいろんな肌の色や習慣の違う人たちがいるんだ」と普通に学べるっていうのは日本ではあまりできない体験ですよね。

ホタテのカルパッチョ、わたしもすごーく久しぶりに食べました。
美味しかった~