さよなら2008年!

2008年12月30日

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バンクーバーに来て8ヶ月が過ぎました。
2008年は結婚したり、東京からバンクーバーに引っ越したりと、なかなか激動の一年でした。

これまでもわりに激動の人生(?)ではありましたが、結婚と海外引越しと言う大きな転機が重なったのは初めてのこと。
しかもこれまでのような「期限つき」の海外ではなく、もしかするとこの先一生住むことになるかもしれない「移住」という名の引越し。

ストレスがなかったと言えば嘘になります。
一人暮らしが長かったせいで、誰かと一緒に暮らすということすら、最初はストレスでした。
それからバンクーバーという街自体にあまり魅力を感じなかった(来る前から、おそらくあまり魅力を感じないだろう、と予想していたので、それほどショックでもなかったのですが)ということもあります。

かつて人事の仕事をしていたときにストレス・マネジメントの勉強したことがあるのですが、結婚や出産、昇進、引越しなど、喜ばしいような出来事もストレスを引き起こす要因になります。
特に「おめでたいこと」というのは「めでたいのだから嬉しくて当たり前」とか、「まわりが祝ってくれるから喜ばなくてはいけない」などという変なプレッシャーがかかることもあって、実はよけいにストレスを感じたりもするのです。

ダーと結婚することについては自分でも、この人しかいないな、ということはわかっていました。
親族・知り合い一同大賛成の、それこそ何の障害も後悔もない結婚でした。
それなのになぜか「自分が結婚する」ということを、今ひとつ実感できていませんでした。
まわりにさんざん「おめでとう」を言ってもらいながら、そのお祝いムードに肝心の本人がついていっていなかったような気がします。
年を取ってからの結婚で、嬉しい気持ちやわくわくした気持ちよりも、国民性の壁、言葉の壁、そういうものとどうやって向き合っていこうかな、みたいなことばかりを考えていました。
一人で生きていくぶんには自分の面倒さえ見ていればいいのだけれど、二人になるということは相手の背負う十字架まで一緒に背負わなくてはいけないんだ、などと大げさなことを考えていました(どう考えても、ノーテンキなダーにそんなにたいした十字架があるとは思えないんですが)。
それに何よりも、結婚すると自分の中の「自由」みたいなものが奪われてしまうのではないかという、わけのかわらない不安が消えませんでした。
その不安というのがあまり人にはわかってもらえないような類のもので(少なくともわたしのまわりにはそういう不安を感じたことのある人がいなかった)、それにどうやって対処していけばいいのかよくわかりませんでした。

こちらに引っ越して来たことについては、まあなんとかなるだろう、という気持ちでやって来ました。
海外に住むことがまったく初めての体験というわけではなく、「旅行でその国を訪れること」と「居住者としてその国に住むこと」がどれほど違うことかは、これまでの経験でわかっていたからだと思います。
それに昔とは違って、日本人にとって今や海外は本当に身近なものになりました。
ただ今回は「期限がない」という初めての状況で、自分がこの先どんな風に変わって(あるいは変わらないで)いくのかな、という興味はあります。
この「移住」に関しては、バンクーバーがどうしようもなく嫌になったら、またどこか他の場所で生きていけばいいと思っています(ダーもそれでいいと言ってくれています)。
結婚はできればやり直したくはないけれど、引越しは何度かやっても別にいいかな、くらいに考えています。
何年か経って、バンクーバーはいいところだな、としみじみ思う日が来るかもしれません。
住んでいるところというのは結局、どんな場所かということよりも、どんな人と出会うかによって印象が違ってくるように思うからです。

まだまだ未熟者なゆえ、一人よりも断然二人がいい、と確実に言い切れるほどには成長(?)していません。
それでもごく最近になって、二人で生きてゆくのもいいかもしれない、と思う瞬間がほんの少し増えたような気がします。

来年はそんな瞬間がもっと増えますように。

よいお年を!

My name is James Bond (2)

2008年12月28日

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バンクーバーに到着したばかりの日に、散歩に行って出会ったニャンコのJames Bond(記事はコチラ)。

ものすごくフレンドリーなニャンコで、あれから散歩に行くたびに探していたのになかなか会えず、どうしたんだろうなあ、と思っていたら8ヶ月ぶりに会えました。
あいかわらずニャンニャンといろいろ話しかけてきて、元気そうでした(笑)

今回は何とか撮影に成功しました。
首輪のタグに「James Bond」とあるので、よーく見てみてください。

ちなみにメインでない道路には、まだこんなに雪が残っています(下の写真)。



Winter Solstice Lantern Festival - Dr. Sun Yat-Sen Chinese Garden

2008年12月26日

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そろそろ雪が溶けてきたかと思ったら、なんと今朝からま降りだしました。
いったいいつまで降り続くのやら。

さて一番のドカ雪が降った先週末、Dr. Sun Yat-Sen Chinese Gardenで一晩だけ開催されていたLantern Festivalを覗きに行って、またデジカメで動画を取ってみました。

今回は変な音楽はつけてません(笑)
デジカメはかなり雑音が入ってしまうのだけれど、後ろに聞こえているのは尺八の音色(生演奏)です。

特別大きな催しものというわけではなかったのですが、雪景色を背景に手作りのLanternの暖かい光がぼんやり映って、VanDusenやStanley Parkのライトアップよりも風情があり、個人的にはこちらの方が全然良かった。

帰り道はダーと雪合戦をしながら帰りました。
さらさらの粉雪でした。

40年ぶりのホワイト・クリスマス

2008年12月25日

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バンクーバーは24日の朝から、またじゃんじゃんと雪が降りました。
カナダ全土でホワイト・クリスマスになったのは、実に約40年ぶりのことだそうです。
ほとんど雪の降らないダウンタウンですら、30センチ以上(!)は積もったんじゃないでしょうか。
飛行機はキャンセルが相次いで空港は大混乱、スカイトレインもずいぶん運行が滞ったみたいです。
個人的には、Coal Harbourから見えるそれはそれは美しい雪山に見とれて滑ってすっ転び、足に大きな青あざをつくってしまいました。
やれやれ。

というわけで、昨日ダー・ママの家に皆で集まってする予定だったクリスマス・ディナーも、雪で誰も車が出せずキャンセルに。
ダー・ママはバンクーバー郊外のSurreyというところに住んでいるのですが、ダウンタウンよりもさらに深く積もった雪でまったく身動きが取れなかったとのことでした。
しかも20年以上使った冷蔵庫が壊れてしまい、せっかく作ったクリスマス用の料理も保存できず、おまけに今朝は付近一帯が雪のため停電になったそうで、踏んだり蹴ったり。

それでもようやく寒波が去り、今週末あたりから氷点下生活を脱出できそうです。
今日の午後は1度で、しばらくあまりにも寒かったせいで暖かく感じました(笑)

写真は、今日の午後に撮影した近所の公園の池。
ずいぶん氷が溶けてきています。

宇宙人ジンジャーブレッド・クッキー

2008年12月24日

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クリスマスなので、ジンジャーブレッド・クッキーを焼いてみました。
と言っても、Robin Hood Gingerbread Mixを使った手抜きバージョン。
いろいろとスパイスを揃える必要もなく、中に入っている粉類にバター、卵、水を少々混ぜてこねるだけ。

アイシングのできるしぼり袋みたいなものもがなく、爪楊枝で適当に描いたら謎の宇宙人みたいになってしまった(笑)

かなーり甘いですが、なかなか美味しかったです。

ラッピング・サービス

2008年12月23日

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クリスマスはこちらの人々にとっては、盆暮れ正月が一度に来たような(?)一大イベント。
ダウンタウンのショッピング・モールも、クリスマス・プレゼントを買う人々で大賑わいです。
と言っても、人出は平日の新宿や銀座よりも少ないくらい(笑)
バンクーバーは本当に買い物がしやすい。

以前にこちらの店はあまりラッピングをしてくれないと書いたのだけれど(記事はコチラ)、さすがにこの時期はラッピング・サービスが登場しました。
ダウンタウンのショッピング・モールのPacific Centreでは、買った品物と箱(それぞれの売り場でもらう)をそのラッピング・サービススタンドに持って行くと30分くらいで包装してくれます。
1個につき約500~700円(プレゼントのサイズによる)で有料なのですが、ラッピングペーパーやリボンを買って、となると、大量にプレゼントを買う人以外はサービスを利用した方が安いのかもしれません。
それにこのお金は、Canadian Mental Health Associationに寄付されるとのこと。

というわけで、こんなにキレイにラッピングしてくれました。
カナダ人、やればできる!と思ったら、ラッピングをしている人は全員手先の器用そうな中国系のお姉さんたちでした。

巻き寿司

2008年12月22日

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もうすぐクリスマスだし親戚みんなで集まってPotluck Dinner(持ち寄りのディナー)でもしようじゃないかということで、ダーの弟夫婦の家に巻き寿司を作って持って行きました。

ちゃんとした太巻きを作る技術も材料もないし、こちらの人はサラダ巻き程度のものしか食べたことがないのだからと材料に手間をかけずに作ったのがコレ。
ダー用のいなり寿司も作りました。

これまで巻き寿司はほとんど作ったこともなく、日本人に見られると恥ずかしいようなシロモノですが、まあご愛嬌ということで許してください(なんのこっちゃ)。

それにしても日本の料理は見た目はシンプルなのに、つくづく手間がかかります。
こちらの人は握り寿司なども適当に作ることができるんじゃないかと思っていて(実際にめちゃくちゃに握った寿司も売られているし)、それが実はいかに技術が必要かということを説明するのが難しいのです。
シャリの微妙な味や硬さやツヤや温度、握り方のコツや握りの大きさ(やってみたことがあるのだけれど本当に難しい)、刺身の正しい取り扱い方や切り方などなど、大雑把なカナダ人にはわからないことばかり。

だいたい「材料の切り方によって料理の味が変わる」などということは、プロやグルメを除く一般庶民のカナダ人には???という感じに違いありません(笑)

Minkのフルーツ・パフェ

2008年12月19日

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このクソ寒い(失礼)なか、ダウンタウンのチョコレート・ショップ&カフェ、MinkでFruit Parfaitを食べました。
ここはたまにチョコレートを買いに来るのですが、中に座って食べるのは初めて。

上にかけるチョコレートは、ダーク・チョコまたはミルク・チョコを選ぶことができ、わたしはダークの方にしました。
中の白いものはてっきりアイスクリームだと思い込んでいたら、実はヨーグルトでした。

はちみつとアーモンドのグラノーラも入って香ばしく、カロリーが低くていいんだけれど、アイスクリーム版も作ってほしいなあ。



Ancient Japanese Wisdom

2008年12月18日

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「外から帰ってきたら、何よりもまず手洗いにうがい。風邪をひきそうなときは塩水でうがいをすること」
と、まるで幼稚園児を諭すように(!)ダーを教育したおかげで、ダーはずいぶん風邪をひかなくなりました。

今では風邪をひいていなくてもほぼ毎日塩水でうがいをしていて、それを始めてからは特に調子が良いらしく、職場の上司や同僚にも
「日本人の知恵はすごい!」
と「塩うがい」をススメまくっています。

最初は皆ダーの忠告(?)を聞き流していたらしいのですが、ある日上司の一人がひどい風邪をひいて何か良い薬はないかと薬局に行ったところ
「まあ薬もいいけど、塩水でうがいしてみなさいよ」
と言われ、ダーの言葉を思い出してその日から「塩うがい」をするようになったら風邪も早めに治り、その後も体調が良くなったのだとか。
それで「あれは効く!」ということになり、今や職場でも「塩うがい」をする人が増え、皆で「塩うがい」のことを「ancient Japanese wisdom(古来ニッポンの知恵)」と呼んでいるそうです(笑)

でもこちらの薬局の人が言ったということは、別にニッポンだけの知恵じゃないってことだなあ。

今日も雪

2008年12月17日

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わたしは寒いのが苦手なくせに、雪が降るとなぜか妙に外に出たくなり、うれしがってデジカメで動画を撮ってみました。
かなり降ってます!

BGMに、レミオロメンの「粉雪」(もう古いんだろうなあ)をつけてみました(笑)

ポテトのチーズ焼き

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じゃが芋は冬の貴重なビタミンC源。
というわけで、ポテトのチーズ焼き作りました。

玉ねぎ、Veggie Ground(ベジタリアン用挽肉)、じゃが芋、にんにくをオリーブオイルでじっくり炒め、チェダーとモツァレラチーズをのっけてオーブンで焼くだけ。
簡単で美味しくて体が温まります。

今日は朝からしんしんと雪が降っています~

2008 Festival of Lights - VanDusen Botanical Garden

2008年12月16日

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「東京のあちこちでやっているライトアップに比べたら、どうってことないよ」
と文句を言うダーを連れて、VanDusen Botanical Gardenのライトアップ(2008 Festival of Lights)を見に行って来ました。

Couple/Dual Membership(年間パスポート)を持っているのでここにはよく写真を撮りに行くのですが、いつもとはまた違った雰囲気でキレイでした。
まあ確かにダーの言う通り、入場料を払ってまで見るほどではなかったかもしれませんが、とりあえず一回見ておけば気が済むということで(笑)

ところでイルミネーションなどを撮るときにはタイミングが大事で(空が明るすぎても暗すぎても写りが良くない)、この日は到着が遅れてすっかり暗くなってしまったり、三脚を立ててみても人が多くてなかなかシャッターチャンスがなかったりで、満足のいく写真が撮れず。
おまけにあまりの寒さにじっとしているのがつらくなり、早々に引き上げてしまいました。
勝手なもので写真を撮っているときだけはそれほど寒さを感じないのだけれど、さすがにマイナス1度は寒かった・・・

かろうじてなんとなくブレていなかったのが下の三枚。
最後の写真はわざとピントを外して撮ったもので、結局これが一番マシだったかなあ。







ダウンタウンに初雪(2)

2008年12月15日

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これは昨日、日曜の午後に撮った写真。
寒さで空気が澄み切っていて、雪山がよく見えました。

ここFalse Creekは、寒くなるまではわたしたちの(たまの)ジョギング・コースだったのだけれど、もう寒すぎて走れません(涙)
それどころか地面が凍っている箇所もあり、歩くだけでも滑って転びそうになりました。
バンクーバーはカナダの中では一番温暖で、特にダウンタウンでは気温がマイナスまで下がったり雪が降ったりするのは珍しいとのこと。
稀に北極から大寒波がやって来ると、これくらい寒くなるのだそうです。

こないだラジオを聴いていたら
「内陸部ではマイナス50度になるところもあるかもしれない」などと言っていて、ナビゲーターの人が
「マイナス50度って華氏(Fahrenheit)じゃなくて摂氏(Celsius)ですよ!」
なんて笑っていました。
アメリカの気温の単位は華氏ですが、カナダは摂氏です。

今週は家で引きこもっていよう・・・



ダウンタウンに初雪

2008年12月14日

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金曜あたりから大寒波がやって来て急に気温が下がり、今朝起きてみたら雪が積もっていました。
気温は昼でも零度を切っていて、来週はますます寒くなってマイナス9度くらいになる日もありそうです。
ひえー寒い。

最初の写真はダウンタウンから見える雪山。
二番目はCanada Placeからの景色で、最後の一枚は今朝チャイナタウンのDr. Sun Yat-Sen Parkで撮ってきたもの(白黒バージョン)。

まあでも雨よりは雪の方が楽しくていいかな~





Cactus Club Cafe

2008年12月13日

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ファミリーレストランをちょこっとオシャレにしたようなレストラン、Cactus Club Cafeでランチを食べて来ました。

わたしが食べたのはカナダの有名シェフ、Rob Feenie監修メニューの中にあったPrawn & Scallop Spaghettini。
ぷりぷりの海老とホタテ、ピリっとしたトマト・ソースがなかなか美味しかった。
スパゲッティーニはもう少しアルデンテでも良かったけれど、バンクーバーにしては上出来上出来(笑)

このRob Feenie、「Iron Chef America(料理の鉄人アメリカ版)」で2005年に森本正治シェフを負かして(カナダで唯一)鉄人になった人なのだそうです。
レースのように料理をするところが好きではなくて、もともと日本でも「料理の鉄人」をあまり観ていなかったのだけれど、北米でこんなに有名な番組になっていたとはつゆ知らず。
ダーに尋ねると
「日本の番組をベースにしたものの中で、一番有名なんじゃないかな」
とのこと。

ダーはいつものべジ・バーガー。
よく飽きないな、しかし。



望遠レンズの試し撮り

2008年12月12日

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先週の日曜日、ダウンタウンでThe Fifth Annual Rogers Santa Claus Parade がありました。

ダーの同僚に70-200mmレンズを借りていたので、遠くのものを試し撮りするにはいいチャンスだと思い行ってみたものの、途中から寒くなってじっと立って待っているのがツラくなり(晴れると寒くなります)、しかも人ごみが嫌いなダーがだんだんと不機嫌になっていき、人ごみを写しただけで帰って来ました。

だいたいダーはちょっとした渋滞くらいでも
「こんなに混んでいる!」
などとブツブツ言うのですが、日本から来たわたしにしてみれば「え、これが渋滞?」というような程度(笑)

というわけでバンクーバーではめずらしい(?)人ごみの写真を。
みなさんかぶっている謎の青いものは、いろんなところで配られていたトナカイ型のかぶりもので、わたしも嬉しがってもらってきました。

長いレンズは慣れていないと固定するのが難しく(最後の方は少し慣れました)、しかも何やら大げさな感じでカメラを構えるのが恥ずかしかった。

















ちなみにパレードはこんな感じだったみたいです:

つり銭間違い

2008年12月11日

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こちらのスーパーは、つり銭の間違いがやたらに多いような気がします(レジの人が中国人とか韓国人の場合は、そうでもないのですが)。
しかも(たまたまかもしれないけれど)、だいたいスーパー側が損をするような間違い方をするのです。

たまにこちらが損をするような間違いをしてそれを指摘すると、よく確かめもせずに
「あ、ごめんごめん」
と言ってすぐに請求した額を返してくれたりします。
今度多めに言ってみようかしら。

公共料金やケータイ料金の請求書も、よーく見ておかないとしょっちゅう間違っています。
同じ請求書が二重に来たので文句を言うと
「あ、使ったぶんだけ払ってくれればいいよ」。
じゃあ別に請求書を出さなくてもいいのでは(笑)

日本的な考え方でいうと「とんでもない!」ということになるのでしょうが、これで社会がまわっているのなら、それもいいのかもしれません。
だいたい日本は「お上」ばかりが悪いことをして、「シモジモの者」たちが働きすぎているようなところもあるし。

しかしどうやって毎日の売り上げを出しているのか謎だ・・・

クリスマス・ツリー見物

2008年12月10日

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前述のGingerbread Houseを見に行ったついでに、ブラブラとクリスマス・ツリー見物に出かけてきました。

こちらはショッピング・モールのPacific Centreの二階に並ぶツリー。



この2枚はFour Seasonsホテルのツリー。





バンクーバーのツリーは宗教色があまりなく、どちらかというと子供向けのかわいらしいものが多めですが、老舗ホテルのFairmontはさすがにシックな感じ。



ところでこのホテルには、Lady in Redという有名な幽霊がいるそうです。
1944年にホテルの前で交通事故に遭って亡くなったJennie Pearl Coxという女性の幽霊で、Fairmontホテルの舞踏会の常連だったとのこと。
お気に入りの赤いドレスのまま亡くなり、幽霊になっても赤いドレスを着てホテルの14階に出没するらしい。
日本のドロドロとした怪談話に比べれば、足もありそうだし(?)あまり怖くないかもしれませんが。

巨大なGingerbread House

2008年12月8日

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Hyatt Regencyホテルのロビーに飾られている、巨大なGingerbread Houseを見物に行って来ました。
世界一と認定されて、ギネス・ブックにも載ったことがあるそうです。

高さは11フィート(約3.35メートル)、横幅は16フィート(約4.87メートル)、使った材料は:

ブラウンシュガー 2キロ
アイシング(粉砂糖) 5キロ
マーガリン 4キロ
モラス(糖蜜) 4キロ
コーンシロップ 1キロ
薄力粉 16キロ
卵白 1400コ

などなど・・・だそうで。

他にも料理学校や小学校の生徒たちが作ったアイデア満載のかわいいGingerbread Houseが並んでいて、眺めていると口の中があまーくなってきます。
どのGingerbread Houseが気に入ったか投票でき、その際の寄付金をMake-A-Wish Foundation(難病の子供たちを支援するボランティア団体)に寄付する仕組みになっているそうです。

光が足りなくてあまりいい写真が撮れなかったのですが、そのうちの何枚か。


















巨大Gingerbread Houseは巨大すぎて(?)写真が撮れなかったので、youtubeのメイキング・ビデオをどうぞ:



ところで、余った卵黄1400コはどうしたんでしょうかね?(笑)

中途半端にオーガニック

2008年12月5日

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まいどおなじみのバナナ・チョコレートブレッド、毎回いろいろと材料を変えて作っています。

今回はオーガニックの薄力粉、大豆プロテインパウダー、ココアパウダー、オーガニックのチェリーダークチョコレート、ショウガのすりおろし、シナモンパウダー、オーガニックのバナナ、オーガニック・レモンの絞り汁、豆乳、ブラウンシュガー、バター、卵、フラックス・シード(亜麻の実)、ヨーグルトと、中途半端にオーガニックにしてみました(笑)

フラックス・シードは日本ではあまり馴染みがないけれど、何かむちゃくちゃ体にいいそうなので(なんとアバウトな情報)入れてみました。

薄力粉の他に粉類を混ぜると生地の見た目が荒くなるのですが、まあ家で食べるだけなのでいいかと。

ちなみにオーガニックのチョコレートは、Green & Black'sというイギリスのチョコレートを使っています(下の写真)。
わたしは全然知らなかったのですが、ダーは昔から大好きらしく、セールになると買ってきます(板チョコにしてはそこそこお高いので)。
なかなか優しい味で美味しいです。



変な日本語(2)

2008年12月3日

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「国際結婚をしたら英語が上達するというのは大間違いで、夫婦の間で英語と日本語の混ざった妙な言語が増えるばかりだ」みたいなことを言っていたのは、確かイギリス人と結婚していた作家の故・森瑤子だったような。

これは本当にその通りで、自分の英語がもう少しマシになるのかと思っていたら、夫婦の間でしか通じないめちゃくちゃな言語が増えるばかり。

ダーが相手だと発音も文法もおかまいなしのひどい英語で話し、ダーもそれに慣れてわたしが何を言いたいのか理解してしまうし間違いを指摘するわけでもないので、ますます上達しません。

たとえばダーに何かを棚にしまってほしいとき
「あー、そこの、上の、above youの、no no、second、そこそこ、OK、いいね!」
みたいな感じになるわけです。
毎日が「ルー大柴」状態。

ちなみに、うちでは「かりんとう」のことを「うんこスナック」と呼んでいます(笑)

このままだとお互いに英語も日本語も上達しないだろうなと思いつつ、まあいいかそれも・・・とついダラける毎日であります。

まいどありがとうございます

2008年12月1日

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時間の経つのは早いもので、もう12月。
4月に始めたこのブログ、気がついたら10,000アクセス超えていました。
カウンターは途中でつけたので、とっくに超えていたかもしれないんですが。
知り合い以外の人が読むということをちっとも想定していなかったので、ちょっとビックリ。

アクセス解析機能もついているのだけれど、たくさんの人に訪問していただいていることはなんとなくわかるものの、コメントをもらっている方以外はどこのどなたに見ていただいているのかサッパリ、まったく解析できていません(笑)

ともかく、こんな個人的でどうでもいいような内容のブログを読んでいただき、まいどありがとうございます。

これからも、役に立たない情報満載のブログを目指して精進します(笑)
よろしくお願いします~

Portobello Mushroom Veggie Ball

2008年11月30日

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大豆やグルテンでできているベジタリアン用の食材はいろいろとあって、たいていはビタミンやミネラルなども一緒に配合されています。
ほとんどのベジタリアンはビタミンCや繊維質は足りているので、ビタミンBやカルシウム、鉄分などが多めに配合されていることが多い。

たとえばときどき買うべジ・バーガー用の偽・肉(ハンバーガーに挟むもの)には、1枚につきプロテインはもちろんのこと、ビタミンB6は一日の必要量の15%、鉄分は25%、亜鉛は50%、ビタミンB12にいたっては100%配合されています。

写真はそんなベジタリアン用の偽・ミートボールで作ったスープ。
ミートボールといっても、こちらでは一般的なPortobelloというキノコでできていて、さらに大豆プロテインやビタミン類が入っています。
このキノコは味がしっかりと濃いので、肉の代用品としてよく使われます。

材料は他にひよこ豆、玉ねぎ、赤パプリカ、トマト、ニンニク、ドライハーブ類、チリ・パウダー、パプリカ・パウダー、生クリーム。
適当に作ったわりには美味しかった~

Steamworks Brewing Company

2008年11月28日

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観光客のフリをして(なんだそりゃ)Steamworks Brewing Companyに、ランチを食べに行って来ました。

写真はわたしが食べたSalmon Wellington。

ダーと二人でカメラをいじっていたら、スタッフのお姉さんが
「ちょっと個人的な質問してもいいかな?今度SLR(一眼レフ)買おうと思ってるんだけど・・・」
と尋ねてきて、しばらくカメラ議論に。
まあわたしはカメラの細かいことはサッパリわからないので、もっぱらダーがあれだこれだと言っていました。

日本だとレストランのスタッフが関係のないことを聞いてくる、というのはあまりないと思うのだけれど、こちらの人はいろんなことを話しかけてきます。
個人的には、全然いいんじゃないかなと思うんですが。

似非チキンライス

2008年11月27日

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これはベジタリアン用のチキンで作ったチキン・ライス。
卵で巻いていないのでケチャップ・ライスかな。

子供が食べるようなものが大好きなダーには大好評。

Buntzen Lake

2008年11月26日

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先週はなんと日曜もよく晴れて、Buntzen Lakeに軽くハイキングに出かけました。

Buntzen Lakeは、バンクーバーから東に1時間ほど走ったところにある美しい湖で、平たいトレイルが多いので1年を通してハイキングやジョギングができます。
この日もけっこうな人出で賑わっていました。
と言っても日本の「人出」とはまったくイメージが違って、パラパラと人に遭遇する程度なんですが。

真ん中の写真2枚は、苔むした樹々がうっそうと生えるトレイル。
こういうのを見ると、西海岸は本当に温帯雨林気候なんだなと、つくづく思います。
雨期はうんざりしますが、この雨がないとこの自然が見られないわけです。

最後の写真は巨大なBigleaf Mapleの葉っぱ。
ダーに持たせてみたのだけれど、葉っぱがデカすぎてダーの手が子供の手みたいに見えます(笑)







Finn Slough

2008年11月25日

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久しぶりに週末はよく晴れて、flickr仲間と一緒にFinn Sloughに行って来ました。

Finn SloughはRichmondのFraser川沿いに位置する小さなさびれた漁村で(今でも30世帯ほどが100~200年ほど前に建てられた古い木製の家に住んでいる)、バンクーバーで写真を撮る人たちの間ではちょっとした有名なスポット。

夏も緑が美しいのですが、個人的には秋から冬にかけての方が「さびれ度」が増して(?)風情があるような気がします。

こちらは晴れた日にFinn Sloughに行くと必ずお目にかかる有名なニャンコで、いつも水色のトラックの上で日向ぼっこをしています。
写真を撮られるのに慣れていて動かずじっとしていてくれるのですが、皆でカメラを構えて何枚も撮っていたらさすがに「うるさいなあ・・・」と言っていました(笑)

こちらは今年の1月ころに撮ったもの。
空がものすごくキレイだったけれど、このあたりは風がきつく、寒くて死ぬかと思った。

アップルパイ

2008年11月23日

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しばらくダーが風邪気味で、ヤツは「風邪をひくとやたらとお腹が空く」という謎の体質。
もともとよく食べる上に、風邪のときはそれ以上に食べ物を用意しておかなくてはなりません。

本人いわく
「体が風邪の菌と闘ってるからエネルギーがいる」。
ほんまかいな。

というわけで、おやつにはアップルパイ。
パイ生地を作るのが面倒なので、冷凍のpie crust(パイ生地がすでにアルミ型の中にセットされているもの)を使います。
その中にりんご、golden raisin(黄色いレーズン)、ショウガ、シナモン、バター、小麦粉、砂糖、レモンの絞り汁などを全部一緒に軽く煮たものを流し入れて、ちょこっとオーブンで焼くだけ。
こちらでは日本のようにパイ生地を上からかぶせたりしなくても、「pie」と呼んでいいことになっているみたいです(笑)

パイ生地は別として、りんごもレーズンも体にはいいし砂糖もバターもは大匙1杯くらいしか使わないので、まあ市販の他の甘いお菓子やスナックよりはマシかと。



ギフト・ラッピング

2008年11月20日

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全部の店がそういうわけではないのですが、こちらは品物を買った店で「プレゼント用のラッピング」をしてくれるところが少ないようです。
というわけで誰かにプレゼントをあげようと思ったら、包装紙やリボンも買わなくてはいけません。

そもそも「ラッピングに凝る」という概念があまりないというか。
これはバンクーバーだけなのか、カナダ全体がそうなのか北米全体の傾向なのか、よく知らないのですが。

ラッピングをしてくれるところでも、ギフト用の手提げ袋とかギフト・ボックスに放り込んでハイおしまい、というところが多い。
もうちょっとオシャレ(?)にしたい場合は、色のついたやわらかい包装紙(Gift Tissue Paperと言うんでしょうか)をくしゃくしゃと丸めて手提げ袋に入れたりします。

ダーの妹の誕生日にチョコレートを買いに行って一番最初にこれを見たとき、なんだこりゃとつまみ出してポイと捨てようとしたら
「あ!それ一応ラッピングの一環なんだけど・・・」
とダーにツッコまれてしまった。

ヨーロッパではラッピングは一大イベント(?)だったのに、文化が違うといろいろ大変だわ。

Pesto Pasta

2008年11月19日

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市販のPesto(バジル・ソース)で手抜きパスタ。

材料はじゃが芋、レンズ豆(ひよこ豆を少し砕いて使うときもあります)、スナップえんどう、パルメザンチーズにドライハーブ類を少し足しています。

ちなみに「snap pea」は、日本では「スナック」えんどうと呼ばれることの方が多いと思うのだけれど、Wikipediaによると「スナックエンドウと呼ばれることがあるが、これは商品名として扱われており、1983年(昭和58年)農林水産省により名称が統一されスナップエンドウが正式な名称となった」そうで、正しくは「スナップ」えんどうみたいです。

Golden Garden Vietnamese Cuisine

2008年11月18日

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一人でチャイナタウンをブラブラしていたらお腹がすいてきたので、とりあえず目に入ったベトナム系のレストラン、Golden Garden Vietnamese Cuisineに入ってみました。

シーフードのフォーをオーダーしたら、もちろん本場ベトナムの味にはかなわないけれど、あっさりと優しい味で思ったよりも美味しかった。
トッピングのもやしやミント、ライムもちゃんと別皿でついてきます。

昔ホーチミンに旅したとき、屋台で食べるフォーがやたらに美味しくて(というかホーチミンは何を食べても美味しかった)トッピングの食べ放題の野菜と一緒に食べまくっていたら、滞在中ずーっと快便だったことを思い出しました。
シモネタで失礼。

ベジタリアンが食べられそうなものもあったし、今度はダーを連れて行こうっと。



George C. Reifel Migratory Bird Sanctuary 再び(2)

2008年11月17日

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今回は受付で餌も購入。
ここのマガモたちはあいかわらず恐いもの知らず(?)で、餌が入っている袋の音を聞いただけで「ちょうだい、ちょうだい」と足元をつついてきます。













これはAmerican Coot(アメリカオオバン)。
日本でもよく見られる種類の野鳥みたいですが、「弁足」と呼ばれる足のカタチがちょっとおもしろい。













以下はダーの撮影。
われわれは高級望遠レンズは持っていないので、あまり良い写真ではないんですが。

上からSandhill Crane(カナダヅル)、Red-winged Blackbird(ハゴロモガラス)、Great Blue Heron(オオアオサギ)。

マガモはガチャガチャとやかましくて飛び立つときもブサイクなのだけれど、カナダヅルやオオアオサギは飛び立つときの姿勢がとても優雅。